What's Shooting?
「射撃」という競技の魅力とは?
「射撃」とは?
いきなりですが、 ”射撃” と聞いてどんな声が聞こえてきそうでしょうか?
「銃を日本で所持できるの!?」
「銃って危なそう・・・」
「射撃ってスポーツなの?」
などなど、いろいろな声が聞こえてきそうですよね。
日本では「超」がつくほどのマイナースポーツが故に、メディアにも露出する機会が少ないスポーツなので、致し方ないと思います・・・。
また、射撃に関する情報が少なく、実際に見る機会もないため興味を持つ人が少ないのも現実です。
ですが、そんなマイナースポーツの射撃には他のスポーツにはない ”魅力” があります!
ここではそんな射撃の魅力について簡単にご紹介しようと思います。
第1の魅力
自制心と分析力が身につくスポーツ
まず、射撃はどのようなスポーツかといいますと、一定の距離から止まっている標的を撃ち、点数を競い合うスポーツです。(ここでいう射撃はクレー射撃ではなくライフル射撃です。)
もちろん他の選手と競い合うことにはなりますが、射撃はサッカーや柔道のような対人スポーツとは違い「自分自身と勝負する」スポーツです。
例えば 「良い点数を撃ちたい!」 と過度に意気込んだり、 「ここでミスしたらどうしよう」 って不安になったり、「なんで当たらないんだ!!」 ってイライラしたり・・・射撃中には様々な感情や欲が出たりします。
ですが、自分の欲に負けて集中が乱れたりすると実力が発揮できず、結果的に他の選手に負けてしまいます。
というよりは ”自分” に負けてしまいます!!
射撃中は自分を律してコントロールする必要があるので、その時間が自分を見つめ直す良いきっかけに・・・と言うと少し大げさですが、自分の知らない ”自分” に出会えるきっかけになるかもしれません。
第2の魅力
老若男女、誰でも楽しめる生涯スポーツ
いきなりですが、銃は重たいイメージがありませんか?
競技に使用する銃は種目によっても異なりますが、10m種目のエアライフル(空気銃)ですと4㎏~5.5㎏になりますのでそれなりに重たいです。
小さいお子様や女性の方などは「そんな重いのは持てないな・・・」と思われるかもしれません。
正直、男性でもつらいと思います。
ですが、問題ありません!
というのも、射撃は物を持ち上げるような「筋力」で構えるのではなく、体の「骨格」で支えますので力はそこまで必要ありません。
また、走り回る事もないので体力も必要ありません。(体幹や長時間集中し続ける体力は必要です。)
射撃をやっている人の中にはスポーツしたいけど、運動は苦手・・・という方も結構いらっしゃいます。
また、激しい動きがなく怪我をしにくいことからご年配の方でも楽しるのが特徴です。
老若男女関係なく楽しめる、それが射撃です。
第3の魅力
大人から始めても上を目指せる
最近では小学生や中学生で所持許可のいらないビームライフルやビームピストルで射撃を始める人が増えてきていますが、空気銃やライフル銃を持つためには一定の年齢制限があるため、競技を始める年齢が他のスポーツと比べても高い傾向にあります。
大人から始めてもスタートラインに差が少ないのも射撃の特徴と言えます。
つまり・・・国内トップレベルの選手になれたり、オリンピックも夢じゃない!?
これもマイナー競技ゆえの魅力になるのかもしれませんね!
もちろんトップレベルの選手になるのは簡単ではありませんし、日々の鍛錬の積み重ねがあるからこそなので誤解のないように!
ちなみに試合によってはビギナー選手とトップ選手が一緒に撃つ機会もあります。
トップ選手と並んで試合で競い合えるのは他のスポーツではなかなか味わえない魅力ではないでしょうか?